これからの時代の恋愛戦略(仮)

人はドロドロするからこそ人らしい。

中間テストは辛いよ

ども。トレです。

 

中間テストってなぜあんなにも抜き打ちで出されるのだろうか?

 

 

その日僕は久々にガチの面接だった。

相手は同じコミュニティの同い年。

スト値は6~6.5。

医療系に勤めているのでナス子とでも呼んでおこう。
(相変わらずこのダサいネーミングは・・・)

 

同じコミュニティとはいえ、そんなにがっつり話したことはなかった。

 

なので、その日がガチ面接。

 

先日の記事で書いたアポは下見なので気軽だった。

しかし今回は、緊張していた。

久々に緊張した。

 

僕は新宿を勝負の場に選んだ。

 

待ち合わせ場所で会ってから少し距離がある感じがする。

こちらの緊張感が無意識に伝わってるのだろうか。

 

雑談してるうちにスペイン料理の店に着く。

もちろん席はカウンターだ。

 

前日あまり寝ていなかったので、やや眠たいものの頭をフル回転させる。

 

隣に座るもやや距離を空けるナス子。

あまり目を合わせてこない。

 

ムムムッ!?

 

ジョンカビラも唸るくらいの厳しい展開が予想された。

 

しかし、そこに負ける必要は何もない。

 

コミュニティといっても恐れる必要はない。

何度だって俺は同じコミュニティ内でゴールを決めてきたじゃないかと自分に言い聞かせながら1回戦に挑む。

 

同じコミュティの話が主だったが、お互いの過去の話、恋愛の話を織り交ぜる。

 

浮気経験あり

自由がいい

彼氏は2年いない

など、意外と条件は良かった。

 

これはいけるのか?

という思いを持ち始める。

 

メインの料理が出てきて、食べ終わる頃に2件目を打診。

 

「夜景の綺麗なバーがあるんだけどもうちょっとだけ行かない?」

 

ナス子「いいね。行こう。」

 

行動が全て。

 

案外好感触だ。

 

ここでは全くボディタッチはなし。

 

さて、2件目。

 

夜景に喜ぶナス子。

 

恋愛の話をメインにした。

そこで、手相を見るという流れから、ハンドタッチをする。

これは余裕でクリア。

 

手相の嫌いな女子はほぼいない。

 

そして、手を繋ぐならどっち?という話から、ハンドテストを試みる。

ハンドテストをクリアした。

 

これはいけるか!

 

そんな期待が胸の中で膨らみ始める。

 

だがしかし!

駄菓子菓子!!

 

あいつが現れた。

 

あいつはいつだって、足音もせずにやってくる。

 

稲川淳二が怖いなー怖いなーと思ってそーっと見る間も無くいきなり姿を現す。

 

 

そう、抜き打ちの中間テストだ。

 

ナス子「そろそろ手離そうか」

 

まだまだこんなの序の口だ。

 

トレ「まあまあまあ。」

 

「まあまあまあ」は魔法のフレーズだ。

 

トレ「え?手繋ぐの嫌なの?」

 

中間テストに合格した。

 

その後も手は繋いだままだ。

 

僕は安心した。

 

 

と思った次の瞬間!!!

 

 

ナス子「コミュニティ内で面倒臭いことになるとダメだからそういうのはなしだよ」

 

追試が現れた。

 

嘘だろ!?

テストには合格したはずじゃないのか!?

 

女子はいつだって、中間テストをいくつも出してくるのだ。

そして、中間テストをクリアしたからといって、しばらくテストされないなんて保証はどこにもないのだ。

 

ぼくは怯んだ。

 

トレ「二人の関係がどうなるかなんて別にわからないし、それは二人で考えればいいじゃん」

 

間を空けてしまった。

完全に不合格だ。

 

何を言うかよりも、どんなマインドセットで言うかの方がよっぽど重要なのだ。

 

自信のなさが顔を出した。

 

 

それまでこちらのペースで来ていたものの、一気に形勢逆転。

 

バーから出てエレベーターの中でキストライするも鉄壁のディフェンス。

 

エレベーターを降りてホテル打診するも鉄壁のディフェンス。

 

ナス子「これからも関わることがある人とはそう言うことはしないって決めてるから!」

 

もうこうなったら、何を言ってもダメだ。

 

ホテルの前までたどり着いていないものの、僕は「じゃあいい!」と失う勇気を出してホテルの方に一人で歩き出す。

 

着いてくるだろう、と思いしばらく歩いて振り返ると、

 

 

ナス子の姿はなかった。

 

 

 

チキった僕は、ナス子を追いかけた。

 

タクシーに乗る寸前で見つけた。

 

タクシーの中でも手はつなげるもののそれ以降は全く何もない。

 

ナス子の最寄駅で降りて、解散。

 

ナス子「そういうことないなら、またご飯いこ」

 

完全な負け戦だ。

ナス子に「お友達でいましょう」を使われてしまった。

 

今までの僕ならここで非モテコミットだっただろう。

 

だが、そんなことにはならない。

 

 

 

やっぱり、コミュニティよりスト&ネトナンだろ!

 

僕は新宿まで戻り、ストに出る。

 

が、地蔵。

 

勇気を出して声かけするもガン無視。

 

巨乳のスト高に声をかけるか迷ってる間に他のスト師が声かけし、Lゲするのを目の当たりにする。

 

 

僕はこの日を忘れない・・・。

 

 

近々、ネトナンで初アポが決まった。

そこがあるのが唯一の救いだ。

 

 

はじめてのストナンシリーズ

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ネトナン戦記シリーズ

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書評も書いたよ

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